無いものは作る！サービス一筋18年、HondaCars小林小林店の永野さん

2017年12月5日

Honda Cars 小林小林店のサービス担当、永野さんは入社して18年。
機械制御の学校を出他にも関わらず、なぜこの仕事に就こうと思ったのか？これまでの経緯やこれまで出会ったクルマについての思い出を話していただきました。

今の仕事とは畑違い、機械制御を学んだ学生時代

永野範浩さんは現在41歳。
Honda Cars 小林小林店でサービス担当として働いています。

高原町出身の永野さん、小林工業高校の機械科を出て短大は鹿児島の川内市にあるポリテクセンターに進んだそう。そこでは、工場の流れ作業用ラインのシステム制御など、機械の制御関係の勉強をしたそうです。
現在のクルマのサービスとは畑違いのことを学んでいたと話してくれました。

しかし、その頃から車には興味があり、短大の頃はエンジンを自分で作って省エネカーの大会（エコラン）に出たりしていたそう。
自動車免許は18歳で取得、当時クルマは持っていませんでしたが、バイクの免許も取り、最初に乗ったバイクはCB-R250。その後、必死にバイトしてCB750に乗っていたそうです。

22歳で現在の店舗へ。印象に残っているクルマは？

短大卒業後は、HondaのF-1やインディーカーなどレーシングカーのエンジンの部品を作る会社（埼玉県）に勤めた永野さん。
その会社ではエンジンの心臓部であるシリンダーなどを作っていたとか。

その会社で2年くらい働き、22歳で地元に戻りました。そして縁あって現在のHonda Cars 小林小林店に入社、それからずっとこの店舗でサービス担当として働いています。

サービス担当となってから、これまでいちばん印象に残っているのは「CIVIC」だそうです。永野さんが入社した当時のCIVICのエンジン回転数がすごかったらしく「よく回った」そう。
昔はCIVICが多く走っていて、整備する車両のなかでもCIVICの数が多かったそうです。

農業が盛んな小林にある店舗なので、農作業用の軽トラックACTYの整備も多いと話す永野さん。最近はN-BOXの数も増えてきているそうです。

■先日、CIVICがフルモデルチェンジ！その情報はこちらから
http://www.honda.co.jp/CIVIC/

希少車！現役で走る「N360（通称：Nコロ）」を所有！

また、現在の店舗は45年くらいの歴史があり、N360（通称Nコロ）を販売していた頃から営業しているそう。
そしてなんと、永野さんはその「N360」を現在も所有しているそうです！

その写真がコチラ。

いまでも現役で走るN360、走っている姿を見てみたいですね！

無いものは作る！オートマ車をマニュアル車へ・・？

永野さんは機械系の学校を出ていて、学生の頃にエンジンを作っていたりなどの経験を活かし、機械関係の自作も行っています。

この写真は、小さい子どもが自転車を持っているけど体型に合わず、自転車を低くしたいと永野さんに相談があったので、サスペンションを変えれば低くなる、ということで自作したサスペンションだそうです。

また、現在の店舗で働き始めてからすぐの頃、CIVICのオートマを買ったらしいのですが、マニュアルが良い！ということで解体車からマニュアルのトランスミッションを手に入れて載せ替え、オートマの車両をマニュアルに変えたこともあるのだとか。
その際、クラッチも無いので、穴を空けてクラッチペダルも移植したそうです。しかも、その作業を一晩でやり遂げたのだとか・・。恐るべし製作魂ですね。。