DON'TSTAY

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今いる場所に決して立ち留まらず
これからも進化し続けるという、Hondaの意思を表現。
このメッセージを基に、宮崎で活躍する人物の魅力に光を当てた特集記事です。

DON’T STAY INTERVIEW#5 自分に素直にチャレンジし続ける – 黒木 梨澄さん

宮崎でテレビやラジオのパーソナリティを務める黒木 梨澄(くろき りずむ)さん。
現在28歳、毎回明るく元気な声を聞かせてくれている彼女。そんな彼女のこれまでとこれからをレポート。

 

舞台女優という夢、韓国語との出会い

梨澄さんは宮崎生まれ。大学で東京へ。その後韓国へ海外留学を経て福岡の大学に編入。卒業後、23歳で宮崎に戻ってきました。
梨澄さんのお父さんはドラムをやっており、小さな頃から家の中には色々な音楽が流れていたそう。
名前である「梨澄(リズム)」も音楽にちなんで付けられています。

梨澄さんは、小さい頃から人前で歌うことや人前で話すのことが好きで「舞台女優になりたい」という夢がありました。

地元の中学校への進学に不安を抱えていた梨澄さんに母が勧めてくれたのがきっかけで、中学・高校は五ヶ瀬にある中高一貫校の学校で寮生活を送りました。
入学してすぐは、かなりホームシックに悩まされたとのこと。

高校卒業後は、舞台女優になる夢を叶えるために演劇や映像について学べる学科のある東京の大学へ進学。
しかし、大学の授業の際に第2外国語で「韓国語」を学ぶなかで、韓国語の発音やハングルなどに面白さを感じ、徐々に韓国語の方にのめり込むようになったそうです。

大学2年生の頃には大学を休学し、韓国へ留学。1年間、語学学校に通いながら韓国語の勉強を行っていくうちに、韓国の良さを再認識したと言います。
もっと韓国の勉強がしたいという思いから、帰国後は東京の大学に戻らずに、3年生から福岡の大学に編入。そこでさらに韓国語を勉強しました。

福岡の大学を卒業後、23歳で宮崎へ戻って来ることになります。

 

母からの勧めがきっかけでラジオの世界に

宮崎に戻り、進学塾の事務職をしていた梨澄さん。
本当は韓国語を使った仕事がしたかったのですが、なかなか叶わずに元気がない時期が続いていたそう。
梨澄さん25歳の頃、お母さんからラジオ局がパーソナリティを募集しているということを教えてもらいます。

応募しようと決めた梨澄さんは、応募用の素材として、自分で作ったラジオ番組のCDを制作しました。
その内容は、自分が学んだ韓国語の素晴らしさや面白さを紹介する番組。
書類審査をパスして試験が終わった当日、その日のうちにラジオ局の担当者から一緒に番組しませんか?と連絡があったそうです。

梨澄さん25歳。ラジオの世界へのチャレンジが始まりました。

ラジオ番組を2〜3週間見学した後、いよいよラジオ番組のパーソナリティに。

もちろん最初から思うようにはいかず「自分はなんて面白くない人間なんだ」と思い、ふさぎこんだ時期もあったそうです。
先輩に辞めたいと相談したことも。
そのときに言われた一言が「半年間は頑張って”我慢して”続けてくれ」という言葉でした。

先輩の言葉をもらった梨澄さんは、そこで考え方が変わります。
我慢して続けられるほど甘い世界ではないし、我慢した状態で半年続けて逃げ出すよりも、自分のためにも、そして自分を支えてくれている人達のためにも、もう一度頑張ろうと決意したそうです。

番組をやっていくなかで、以前は「無理をして」ふざけていたけど、今では「真面目に」面白いことを考えることができるようになったと話す梨澄さん。
ラジオを始めて3年半、何度も挫けそうになったけど、やめなくて本当に良かった。と話してくれました。

 

K-POPコンテスト世界大会へのチャレンジ

福岡の大学に通っている頃(梨澄さん22歳の頃)、韓国語の先生から、「韓国語の歌の大会」があることを聞き、出てみないか?と勧められ参加したことがありました。そのときは、九州大会を経て、東京大会まで行けましたが、そこで敗退したそうです。

そして、一昨年(2015年)、その大会に梨澄さんのお母様が出場、日韓友好賞を獲得したそうです。
母も梨澄さんの影響で韓国語を勉強していて、梨澄さんが出場した大会に出たいという思いからのチャレンジでした。

それをきっかけに、自分ももう一度出てみようと決意した梨澄さん。
ラジオ番組のパーソナリティを担う傍ら、昨年「K-POPコンテスト 2016」にチャレンジしました。
九州大会で優勝し、東京大会(K-POP World Festival in Tokyo)へ。東京大会で準優勝(金賞)を獲得!昨年9月に釜山で開催された世界大会(K-POP World Festival 2016)に日本代表として参加、大舞台で歌うことが叶いました。

歌うことが好きで、韓国語が好きな梨澄さん。このチャレンジで結果が出たことがすごく嬉しいと話してくれました。

これからも、好きなものにまっすぐに

 

これまでは両親を含め、出会う人たちに支えられ、チャンスを頂いていると語る梨澄さん。
ラジオの仕事を始めて3年半、以前はラジオを「させていただいている」という感覚だったけど、今はリスナーを楽しませたいという意識が出てきたとのこと。

韓国語の勉強もずっと続けていきたいそうで、韓国の方に日本の良さを、日本の方に韓国の良さを伝えられるよう韓国語のスキルをラジオや司会などの仕事に活かしていきたいとのこと。

今の自分があるのは、自分の気持ちに素直に、好きなものにチャレンジしていった結果。
まだまだやりたいことはたくさんある。好きなことにチャレンジしていきたいと話してくれました。

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